久留米の内科・外科・そけいヘルニア|ひろつおなかクリニック

日焼けは立派なヤケドです!日焼けの後の適切な対処法とは?

日焼けは火傷に分類される

日焼けは、かゆみや痛みがあったり皮膚が赤みを帯びてしまう火傷の一種です。肌が遠赤外線でじっくり焼かれているような状態と考えてください。

日焼け後のヒリヒリや痛みは治らないとなかなか辛いものですが、「ちょっと我慢したらなんとかなるだろう」と病院に行かないことも多いのではないでしょうか。

しかし、しっかり「日焼け止め」などを塗って対処すれば予防することは可能です。

日焼け症状への対処

日焼けの症状(ヒリヒリや痛みなど)に対処する方法は、次のとおりです。

①冷やして火照りを抑える

日焼けをした場合には、火照りが治るまで肌を冷やすことが重要です。冷水を浴びると効果的に抑えることができますが、水の勢いは弱く、患部に刺激を与えないようにすることを心がけましょう。また、保冷剤によって冷やすこともできますが、直接当てることは避けてタオルなどを巻いたものを使いましょう。

②保湿する

日焼けした後の肌は、皮膚の水分が蒸発して乾燥している状態です。翌日や冷やして火照りが引いた状態になったら、保湿してあげる必要があります。

保湿は、化粧水や乳液を使うと良いですが、日焼けしている状態の肌はいつもよりも敏感であるため、「低刺激性のスキンケア用品」を使うようにしましょう。また、化粧水でしみてしまう人もいるため、クリームの方が刺激が少ないようです。なお、保湿は最低1週間、かかさずに塗るようにしましょう。

保湿を行う時には、肌を叩いたり擦ったりするのではなく、優しく馴染ませるように心がけ、たっぷりとクリームや化粧水を使って保湿しましょう。

③水分補給と栄養摂取

日焼けした直後は、体全体の水分が奪われています。そのため、肌の保湿だけでなく内側からの水分補給も重要です。普段から水分を取らない人ほど、しっかりと水分補給をしましょう。また、「タンパク質」「亜鉛」「ビタミンC」などの栄養を補給することも日焼け後の処置として重要です。

④十分な睡眠をとる

日焼けをすると、体力が低下している状態になります。そのため、意識的に睡眠時間を確保することで、体力を回復するようにしましょう。

これらの対処によって、日焼けをしても比較的早く治療ができたり、重症化を防ぐことができます。できることから、実践するようにしましょう。

日焼け予防のポイント

日焼けの辛さは多くの人が体験しており、できることなら避けたいものです。ここからは、日常的にできる日焼け予防についてポイントを絞って解説します。

①日差しの強い時間帯の外出を控える

年々、最高気温が更新され続けている現代では、紫外線の強さも昔とは比べ物になりません。そのため、一番確実にできる日焼け防止は、「紫外線が強い時間帯に出かけない」ことです。一日の中で太陽が高くなる正午をなるべく避け、早朝や夕方に行動するのが理想的ですが、どうしても避けられないこともありますから、そういった時はできるだけ日陰を移動するなどしましょう。

②服装や道具を活用して紫外線を遮る

長袖の服を着ることやUVカット効果のある日傘をさすことで、紫外線を防ぐことは可能です。通気性の良い長袖やストールなどを活用して肌の露出を抑えるようにするのも有効と言われています。

③日焼け止めはこまめに塗り直す

日焼け止めは、一日1回塗るだけで大丈夫だと考えている人が多くいますが、そういうわけではありません。できれば2〜3時間に一度は塗り直し、汗で流れたりしたと感じたら塗るなど、こまめに塗ることを心がけましょう。

日焼け止めには様々なものがありますが、状況によって使い分けることをオススメします。

【場面に応じた日焼け止めについて】

日常生活:SPF10〜20、PA+〜++くらい

屋外での軽いスポーツやレジャー:SPF20〜40、PA++〜+++

日差しの強い日にアウトドアやレジャーを行う場合:SPF30〜50、PA+++〜++++

肌を守って健康な生活を!

夏になると多くの人が日焼けに悩みます。お子様からご高齢の方まで、しっかりと日焼け対策をするようにしましょう。

日焼けによる肌トラブル、自分の肌に合った対策の仕方などでお困りでしたら、当院までお気軽にご相談ください。

久留米市のかかりつけ医|外科・消化器外科ひろつおなかクリニック

久留米市のかかりつけ医「ひろつおなかクリニック」は、風邪をはじめとした日常疾患から、生活習慣病の管理、けが・火傷まで、幅広く診察を行っています。
またそけいヘルニアや痔、下肢静脈瘤などの日帰り(短期入院手術)も可能。お仕事が忙しい方や手術をしたことを知られたくない人、入院治療が難しい方も、安心して治療できる環境を整えております。
病院を受診するかどうか迷うようなささいな症状や気になることがあったとき、気軽にクリニックへお越しいただければうれしいです。

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