糖尿病とは
糖尿病は「1型」と「2型」に分けられますが、糖尿病になる人の9割は「2型糖尿病」と言われており、後天性のものです。
日本人は世界的に見ても糖尿病にかかりやすい体質であり、最近では20〜30代でも罹る人が増えています。初期症状がほとんどないため、気付いた頃には病気が進行していることがほとんどです。
最近では痩せている人でも糖尿病になるリスクはあり、予備軍を含めると6人に1人は糖尿病と言われていることから、かなり注意すべき病気なのです。
糖尿病の原因
日常生活において、甘いものを食べ過ぎたり偏った食事をしてしまうことはどうしてもあります。ですが、それが過剰であったり毎日になってしまうと糖尿病の原因となるため、意識的に整える必要があります。
また、膵臓や肝臓の病気、感染症、ガンなども糖尿病の原因となりうるため、覚えておくようにしましょう。
糖尿病によって起こる症状
糖尿病の基本的な症状
糖尿病の症状には様々なものがあります。特に2型糖尿病は次のような症状です。
・疲労感
・皮膚が乾燥してかゆい
・手足の感覚が鈍くなり、チクチク指すような痛みがある
・感染症に罹りやすくなる
・目がかすむ
・EDになる(男性の場合)
・皮膚の傷が治りにくい
など
2型糖尿病は基本的に自覚症状が全くないため、少しずつ上記のような症状が現れるようになります。
糖尿病による合併症
さらに、糖尿病は次のような合併症も引き起こします。
・動脈硬化(血管がボロボロになる)
・網膜症(失明の恐れがある)
・神経障害
・腎臓病(人工透析になってしまう)
など
他にも、心筋梗塞や脳梗塞などによって今まで通りの暮らしができなくなる可能性があるため、できるだけ糖尿病にならないような心がけが重要です。
食生活で糖尿病予防ができる
糖尿病を予防する手段の一つは、食生活の改善です。これは、糖尿病(もしくは予備軍)の治療にも役立つことですので、ぜひ覚えておきましょう。
糖尿病予防(治療)につながる食事とは
①朝から夜までバランスよく食べる
食生活の改善と言われると、「腹八分目」や「順番を意識して食べること」といったことをよく聞くのではないでしょうか。
これはとても大切で、特に順番については「野菜→汁物→主菜→ご飯」の順番が良いと言われています。また、食事は「ゆっくり」「よく噛む」ことで食べ過ぎを防ぐことやしっかりと消化することができるので意識するようにしましょう。
さらに、食べるタイミングを意識することは重要で、夕食は寝る2時間前までに済ませることが推奨されています。
②飲み物は水もしくはお茶を心がける
糖尿病予防のためには、できるだけジュースなどの飲み物を避けるよう意識しましょう。ペットボトルの紅茶やカフェオレなども砂糖が多く入っている可能性があるため、飲み過ぎないようにすることが重要です。
ただし、全く飲んではいけないわけではありません。詳しいことは医師に相談することをオススメします。
③無理なく続けられることが大切
食生活の改善は、一定期間続ければ良いわけではありません。長期間継続できることでなければ意味はないので、糖質制限などは緩めにやることから始めるようにしましょう。
モチベーションを維持することも大切な治療の一環ですから、医師と話をしながら進めていきましょう。
誰にでもなりうる病気だからこそ確実に対処を!
糖尿病は、誰でもなりうるものです。少しでも気になることがあったり、健康診断等の結果から対処が必要ということになれば明日からでも始めていきましょう。
当院では、糖尿病をはじめとした生活習慣病の治療等に対応しています。まずは、お気軽にご相談ください。
久留米市のかかりつけ医|外科・消化器外科ひろつおなかクリニック
またそけいヘルニアや痔、下肢静脈瘤などの日帰り(短期入院手術)も可能。お仕事が忙しい方や手術をしたことを知られたくない人、入院治療が難しい方も、安心して治療できる環境を整えております。
病院を受診するかどうか迷うようなささいな症状や気になることがあったとき、気軽にクリニックへお越しいただければうれしいです。
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