一度鼠径ヘルニアになってしまったら、完治のためには手術しか無いのです。
手術というと長時間の処置や入院…という大変な治療をイメージされる方も多いかと思いますが、当院は患者さんの希望と症状によっては日帰りでの手術も可能なのでご安心ください。
鼠径ヘルニアの手術はいくつかの方法がありますが、長いものでも手術は一時間程度で終わることがほとんどです。
中でも当院は手術が20分~40分前後で終わる治療方法に注目しました。
当院で行っている「メッシュプラグ法」という手術は、鼠径ヘルニア治療で現在最も多く用いられている方法です。
当院が提供するメッシュプラグ法とは、短時間で治療ができる方法です
メッシュプラグ法とは、表に出てきているヘルニアをお腹の中に戻した状態で、ヘルニアの原因部分を傘状のプラグで補強するという方法です。
現在の症状を改善すると同時に、プラグを用いて筋膜の弱い部分を補強することでヘルニアの再発を防止できるという期待もあります。
鼠径ヘルニアの治療では、手術方法によっては年齢が大体これくらいまで、という取り決めや、出産経験のない女性の場合のみ対応可能といった制限がありました。
一方のメッシュプラグ法は、年齢も性別も問わず、誰でも治療を行うことが可能です。
現在は医学の進歩に伴い、さまざまなメッシュの種類や方法が開発されています。
私たちは技術と知識、経験を活かして、より安全で痛みが少ない手術が行えるように努めています。
日帰り手術を希望される患者さんへも臨機応変に対応します
当院で鼠径ヘルニアの手術を行う場合、基本的に手術は40分程度で終わります。
手術の事前準備として全身麻酔で眠っていただき、そこに局所麻酔を追加して処置を進めていきます。
患者さんが意識の無い状態で行うため、手術中に痛みを感じることは一切ありません。
目が覚めたときにはきちんと手術が終わっていますので、どうぞご安心ください。
メッシュプラグ法の手術は切開もとても小規模のものなので、患者さんの負担も軽減されています。患者さんによっては手術室からご自身で歩いて病室まで戻っていただけるくらいです。
全身麻酔はコンピューターシステムによる静脈麻酔を使用します。
この麻酔方法を用いることで術後の麻酔が覚めやすくなりますので、問題がなければ1~2時間でご帰宅いただくことも可能です。
治療後の縫合は糸を使用せず、皮膚用の接着剤で留めていきます。
そのため、翌日からは入浴も可能です。
負担の少ない治療方法を採用することで患者さんのストレスを軽減していくことも私たちの重要な使命だと思っています。
鼠径ヘルニアは保険が適用されるので治療費の心配はありません
手術と聞くと高額な費用がかかってしまう…と考えてしまう方も多いかもしれません。確かに、病気の内容によってはびっくりしてしまうくらいの手術費用がかかるケースもたくさんあります。
しかし、鼠径ヘルニアの手術は健康保険3割負担が適用されるため、驚くような費用には至らないと思いますのでご安心ください。
当院で日帰り手術を行った場合は、約5万円(両側:約7万円)を目安にお考えください。
もし、腹腔鏡手術が必要な場合は高額医療制度の対象となりますので、こちらも忘れないように手続きを進めましょう。
費用に関して分からないことや気になること、ご不安なことがありましたら、ぜひ治療の前にお聞かせください。
皆さんが大きな負担を抱えることなく治療を受けていただける環境を作ることこそ、私たちの目指すところだと思っています。
医院情報
「ひろつおなかクリニック」は、昭和33年の開院以来、これまで3代にわたって久留米の地域医療に携わっています。
そけいヘルニアの専門医でもある院長は、「新しい医療技術を地域に還元したい」と考え、外科、胃腸科、消化器外科など幅広い診療にも尽力しています。
西鉄大牟田線「西鉄久留米駅」「花畑駅」から徒歩圏内と、アクセスも良好♪
久留米の外科、消化器外科、そけいヘルニアのご相談は、ぜひ『ひろつおなかクリニック』へお越しください。
◆クリニック名
ひろつおなかクリニック
◆所在地
〒830-0046
福岡県久留米市原古賀町27-1
電話番号 0942-39-2228
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