コラム

注意!高血圧は、からだ全てに負担がかかっている状態です

人は、からだを動かしたり温度差のある所に行ったりすると、血圧が上昇します。
血圧が一時的に上がることは自然なことで、健康的にも何の問題もありません。

しかし、何もしていなくても血圧が常に高いという人は注意が必要です。

高血圧になると、常に血管に負担がかかっている状態です。
血管はからだ全体にあるので、つまり全身に負荷をかけているようなものと言えるでしょう。

高血圧は、日本人にはとくに身近な病気です。
それ自体が痛みや苦痛を引き起こすものではありませんが、あらゆる病気の引き金となる可能性がありますので、決して放置せず、きちんと受診するようにしてください。

 

高血圧ってどういう状態?高血圧の判断基準とは

まず、血圧とは心臓から送り出された血液が、動脈の血管壁の内側を押す力のことを言います。
その圧が高い状態を高血圧と言い、放置しているとさまざまな病気につながります。

では、どのくらいの数値になると高血圧と診断されるのでしょう。
これには明確なラインがありますので、血圧を測る際には参考にしてください。

高血圧と診断されるのは、医療機関で計測場合、上の血圧が140mmHg以上、下の血圧が90mmHg以上です。

自宅で計測する場合は、上の血圧が135 mmHg以上、下の血圧が85 mmHg以上が基準となります。

 

高血圧の原因、こういう人は要注意!

高血圧の原因は、一つだけではありません。
遺伝的に血圧が高くなりやすい人もいれば、生活習慣によって高血圧を引き起こしている人もいます。

例えば、両親が二人とも高血圧寄りの体質であれば、その子供も高血圧になりやすい可能性が高くなります。
一方が高血圧の場合でも、3割ほどは遺伝によって高血圧となる可能性があるとされています。

とは言え、高血圧の遺伝子が存在するわけではないため、似通った生活習慣や食生活が原因であるという見方もあります。

生活習慣に関しては、例えば濃い味が好きな人、外食が多い人、野菜をあまり食べない人、血糖値が高めな人、肥満気味な人、運動習慣がない人、飲酒・喫煙の習慣がある人、ストレスの多い環境にある人などが、高血圧のリスクを抱えていると言われています。

 

高血圧が招く大変な病気のリスクとは

血圧が高いままにしておくというのは、全身の血管が常に張りつめているような状態です。
その結果、動脈硬化を発症したり、脳卒中、心疾患といった大変な病気になってしまう可能性が高くなります。

特に脳卒中は高血圧のリスクの中で最も大きな病気です。
命に関わる病気であることは皆さんご存じかと思いますが、命が助かっても重度の運動障害や言語障害といった後遺症が残りやすい病気でもあります。

また、高血圧は心臓への負担も大きくなるため、心筋梗塞、狭心症などの恐ろしい病気も考えられます。

血圧が高めだと思ったら、早めに病院で検査を受けるようにしましょう。

 

高血圧を改善するための取り組みを紹介します

恐ろしい病気の引き金となる高血圧ですが、改善のためには生活習慣の見直しが最も大切です。
食生活改善から普段の習慣を見直すこと、健康管理に気を付けるなど、ご自身でできることはたくさんあります。

その中からいくつかピックアップしてみましょう。

まず一つ目、食事の塩分は控えめにしましょう。

血圧を上げすぎないようにするには、一日6グラム未満を目標に減塩を頑張ってみてください。

二つ目、これも食生活に関連するものですが、野菜を積極的に摂るようにしましょう。

野菜や果物のカリウムは、腎臓から余分な塩分や水分を排出するはたらきを持っています。

三つ目、お酒を飲む人は、飲む量をコントロールしましょう。

大量に飲んだり毎日飲んだりするのは控え、楽しむ程度の量を心がけてください。

四つ目、タバコはやめましょう。

タバコを吸うと、血流が悪くなったり血液を固まりやすくしたりと、さまざまなリスクが発生します。
からだにとって良い作用はありませんので、禁煙を頑張ってみませんか?

五つ目、適度な運動の習慣をもってください。

全く運動をしない人と運動習慣がある人では、健康へのリスクに大きな差があります。
毎日歩く、体操やストレッチをするなど、できることから始めてみましょう。

六つ目、体重管理をしましょう。

太りすぎは血圧だけではなく、心臓にも負担をかけてしまいます。
適切な体重を維持できるように、定期的に測定してみるのもいいかもしれません。

そして最後に、ストレスや睡眠不足を軽減しましょう。
ストレスは血圧をグンと上げてしまうものです。
お仕事や普段の生活でストレスがかかる人は、うまく発散する方法を見つけてみてください。

今紹介した以外にも、高血圧を予防する方法はいろいろあります。
ぜひ自分に合う方法で健康なからだを維持していきましょう。

 

医院情報

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「ひろつおなかクリニック」は、昭和33年の開院以来、これまで3代にわたって久留米の地域医療に携わっています。

そけいヘルニアの専門医でもある院長は、「新しい医療技術を地域に還元したい」と考え、外科、胃腸科、消化器外科など幅広い診療にも尽力しています。

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ひろつおなかクリニック
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