
コラム
鼠径ヘルニアの治療法は?
鼠径ヘルニアの手術を受けたい、だけどいろいろ不安でなかなか踏み出せない…。
そんな患者さんもいらっしゃるかと思います。
また、自分が鼠径ヘルニアかもしれないけれど確証がなくて困っている、入院して手術を受けたいけれど子どもを預ける先が無い、ほかのクリニックで受けた診断に疑問がある…
など、患者さんの数だけ生活背景があり、お悩みは人ぞれぞれ違うものだと思います。
今回は、患者さんの抱えるお悩みやよくあるご質問から、5つをピックアップしてみました。
同じような疑問、お悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
「手術以外の方法で治すことはできますか?」
できればお薬や注射、通院で治療をしたいと考える患者さんも多いと思います。
しかしながら、鼠径ヘルニアは投薬や注射などでも治せる病気ではありません。
残念ですが、治療するためには必ず外科手術が必要です。
手術と言っても規模は小さく、日帰りでも行えるものなのでご安心ください。
当院の鼠径ヘルニア手術は、メッシュプラグ法という鼠径ヘルニア治療で最も活用されている方法を用いて行います。
「鼠径ヘルニアは、男性だけの病気ですか?」
鼠径ヘルニアの患者さんの割合としては、全体の9割ほどが男性です。
しかし、妊娠や出産をきっかけに鼠径ヘルニアになってしまう女性もいらっしゃいますので、必ずしも男性特有の病気というわけではありません。
出産経験のある女性がなりやすいのが、大腿ヘルニアです。
症状は男女ともに変わらず、足の付け根の膨らみやしこり、進行すると痛みや突っ張り感があります。
足の付け根というデリケートな部分の病気なので、女性にとってはなかなか相談しにくい問題かもしれません。
しかし、放っておいて良くなるというものでもありませんので、ぜひ一度ご相談いただき、治療について一緒に考えてみませんか?
「他院からの転院をしたいのですが、可能ですか?」
当院にお越しくださる患者さんの中には「過去に手術をしたけれど再発してしまった」「他のクリニックでしばらく入院が必要と言われたが、日帰りで治療をしたい」といった方もいます。
過去に他院で治療を受けられたからといって、当院で治療ができないということはありません。
患者さんは、いろいろなクリニックでさまざまな医師と話をして、ご自身が安心できる場所で納得できる治療を受ける権利があります。
病院でこう言われたから絶対にこうしないといけない、というものではありません。
もちろん私たちも、患者さんのお気持ちに寄り添いながら治療プランを提案しています。
「手術後に再発することはありますか?」
従来の手術では、治療後の再発率は10%程度と言われていました。
この数字を多いと感じるか少ないと感じるかは人それぞれだと思いますが、少なくとも「10人に1人は再発するかもしれない」という状況があったのは事実です。
しかし、現代の鼠径ヘルニア治療で行われているメッシュプラグ法の場合は、再発率は1%未満と言われています。
「絶対に再発しない」ということではありませんが、再発の可能性は限りなく低いと言っていいと思います。
「県外からの通院、子連れ通院、車通院は可能ですか?」
当院は福岡県久留米市にあるクリニックですが、患者さんの中には市外、県外からお越しくださる方もたくさんいらっしゃいます。
各駅からは徒歩圏内、駐車場は8台分の用意がありますので、遠方から通うにも便利な場所だと思います。
親御さんが診察や手術の間、お子さんが待っていられるご年齢であれば一緒にお越しいただくことも問題ありません。
手術後に入院される場合は、基本的に個室をご利用いただけます。
個室であれば周囲に気を遣うことなくリラックスして過ごしていただけますので、その際はお子さんも一緒に宿泊されてはいかがでしょうか。
医院情報
「迷ったら相談できる、地域のかかりつけ医です」
「ひろつおなかクリニック」は、昭和33年の開院以来、これまで3代にわたって久留米の地域医療に携わっています。
そけいヘルニアの専門医でもある院長は、「新しい医療技術を地域に還元したい」と考え、外科、胃腸科、消化器外科など幅広い診療にも尽力しています。
西鉄大牟田線「西鉄久留米駅」「花畑駅」から徒歩圏内と、アクセスも良好♪
久留米の外科、消化器外科、そけいヘルニアのご相談は、ぜひ『ひろつおなかクリニック』へお越しください。
◆クリニック名
ひろつおなかクリニック
◆所在地
〒830-0046
福岡県久留米市原古賀町27-1
電話番号 0942-39-2228
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